整形外科

整形外科の紹介

早期ADLの獲得を目指して

外傷・疼痛による痛みや変形を治療します。

はじめに

整形外科では主に骨折、脱臼などの上下肢の外傷性疾患に対して治療を行って参ります。早期ADLの獲得を目指し、保存的加療はもちろん、手術とリハビリテーションを各部門のスタッフと連携しながら進めます。近年では超高齢社会を迎え、90歳を超える患者様にも、全身状態に配慮しながら手術を行う機会が増えて参りました。

当科の代表的な疾患について

大腿骨近位部骨折

軽微な外力においても骨粗鬆症をベースに受傷され、救急搬送される代表的な骨折です。機能予後のみならず生命予後の観点からも、受傷早期の手術が推奨されます。骨折型により、髄内釘を用いた骨折観血的手術や人工骨頭置換術を行います。

橈骨遠位端骨折

転倒により手をつくことで受傷される骨折です。高度な変形を伴う場合や早期のADL獲得を図るために手術が必要となることも多いです。金属製のプレートとロッキングスクリューによる手術で強固な固定を行い、術後早期からのリハビリテーションが可能となります。

 

診療について

治療開始後も、ADLの獲得を目標とするには長期間のリハビリテーションが必要となる場合があります。当グループ系列病院をはじめとした近隣地域の病院とも連携を図り、転院でのリハビリテーションもご案内して、患者様のQOLの改善に努めて参ります。

外来担当医表

医師紹介

  • 整形外科部長
    高井 大樹(たかい たいじゅ)
    出身大学 防衛医科大学校卒
    資格 日本整形外科学会専門医
    日本整形外科学会認定リハビリ医
    所属学会 日本整形外科学会
    日本骨粗鬆症学会
    日本手外科学会
    日本人工関節学会
    高井 大樹