リハビリテーション科
リハビリテーション科の紹介
チームで連携し、安心・安全なリハビリテーションを提供します。
私たちリハビリテーション科は、当院の基本理念である「志は高く 敷居は低く 懇切丁寧に」のもと、患者様一人ひとりに合わせて適切なリハビリテーションが提供できるよう研修・教育体制を整えています。患者様が当院での治療を終えた後、早期に在宅へと復帰できるよう、できる限り早くリハビリテーションを開始し、寝たきり防止に努めています。また、患者様の状態に合わせて理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が医師・看護師・栄養士等の他職種で連携して計画を立て、専門的で安心・安全なリハビリを提供できるよう取り組んでいます。
チーム体制
リハビリテーション科スタッフ76名が、4階(循環器内科・心臓血管外科・内科など)、5階(脳外、泌尿器科など)、6階(消化器外科・呼吸器外科・乳腺外科・婦人科など)、7階(整形外科・形成外科・皮膚科など)の各チームに分かれ、疾患に合わせた専門的なリハビリテーションを提供できるよう体制を整えています。
理学療法部門
一人ひとりに合わせた専門的な介入で身体機能の改善を図ります。
当院の理学療法士は患者様の身体機能の回復や向上、身体障害の予防・改善、健康増進などを目的としたリハビリを提供しています。具体的には、患者様の身体機能改善に向けて、関節可動域訓練や筋力訓練、歩行訓練などの運動療法、電気や温熱治療による物理療法などを用いて、各種動作能力の向上を目指します。また、当院では体組成計や歩行能力解析デバイスにより算出された客観的な指標を用いることで、より適切なリハビリを患者様に提供できるよう努めています。
作業療法部門
病前の生活を見据えて日常生活動作能力の向上を目指します。
急性期病院入院中の患者様は疾患の治療の為、日常生活動作の制限も多く、生活動作能力が低下しやすい状態です。当院の作業療法士は、患者様の状態に合わせながら、入院前の生活に戻れるように上肢機能や認知機能の訓練、食事や排泄といった具体的な生活動作訓練を積極的に行っています。また、入院前の生活状況聴取と共にフレイルの評価も行い、入院をきっかけに要介護状態へ移行しないよう、在宅復帰される患者様を中心にフレイル予防のパンフレットを提供し、生活指導を行っています。
言語聴覚部門
「話す」「聞く」「食べる」ためのリハビリを行います。
病気を発症した直後の患者様に、言語機能や嚥下機能の評価や検査を実施し、患者様の後遺症が残らないようにリハビリテーションを行います。主に脳卒中によるコミュニケーション障害や高次脳機能障害、術後や様々な疾患による嚥下障害(飲み込み)に対して実施しています。医師や看護師、薬剤師、栄養士など多職種と連携しながら情報を共有し、患者様の治療経過に合わせたリハビリテーションを提供していきます。
リハビリテーション科データ
スタッフ総数 | 79名 |
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理学療法士 | 55名 |
作業療法士 | 15名 |
言語聴覚士 | 8名 |
リハビリクラーク | 1名 |
2024年4月1日現在